取引先からの損害賠償請求や株主代表訴訟など
取引先に送る商品の配送ミスや破損、誤発注などで取引先の業務に支障を来たし、損害を与えた場合には、損害賠償を請求されることもあります。
また株主代表訴訟は、例えば取締役が定款や株主総会の決議に違反する行為をしている、利益相反取引をして会社に損害を与えたなど、経営陣の重大な過失に対して株主が会社に代わり起こす訴訟のことです。粉飾決算なども、株主代表訴訟になる一例でしょう。
実際に株主代表訴訟を起こされたケースを耳にしたことがない、という方も多いかも知れませんが、実は毎年100件から200件程度、地方裁判所を中心に起こされているので、決して他人事ではありません。