飲食・食品業実際にあった訴訟・判例
原因が誰にあるかで結果が異なる、飲食業の食中毒事故
飲食業ではたまに食中毒事故が起きることがありますが、損害賠償を請求された場合、飲食店側に原因がある場合と食材の仕入ルートに問題がある場合があり、訴訟とその判決の事例を紹介します。
各保険会社の食中毒に関する賠償責任保険概要
飲食店を経営していると、食中毒のリスクは避けて通れません。万が一食中毒が発生した場合、被害者への賠償など多大な金額がかかる可能性もあります。保険会社によっては食中毒が発生した場合の費用を補償する保険を取り扱っているところがありますので各保険会社を一覧でご紹介します。
保険会社と保険商材 |
主な補償内容 |
加入・契約方式 |
三井住友海上
【ビジネスプロテクター】
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食中毒・特定感染症利益補償 |
選択+組合せ |
東京海上日動火災保険
【生産物賠償責任保険】
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製造・販売した製品や商品(生産物)が原因で、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担された場合に被る損害を補償 |
基本補償 |
損保ジャパン日本興亜
【商賠繁盛(飲食業)】
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製造・販売した商品を原因として賠償事故が発生した場合に、被害者への賠償金や訴訟費用などを補償 |
基本補償 |
AIG損保(旧AIU保険)
【生産物品質保険 (CPI, CPI 限定型)】
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安全が損なわれるような偶然な汚染事故が発生した場合や、確実に発生するおそれがある場合に補償 |
基本補償 |
日新火災海上保険
【賠償責任保険】
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食中毒の発生または施設 おいて製造・販売または提供した食品に起因する食中毒が発生した際の補償 |
選択+組合せ |
共栄火災
【PL保険】
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製造・販売した製品や商品が原因で食中毒などが発生した際の補償 |
選択+組合せ |
あいおいニッセイ同和損保
【タフビズ賠償総合保険】
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食中毒や特定感染症によって営業休止などによって減少した営業利益や従業員の給料などの費用を補償 |
選択+組合せ |