会社をサポートする賠償責任保険の一覧
セコム損保(サイトイメージ)
引用元:セコム損保公式HP (https://www.secom-sonpo.co.jp/)

セコム損保

警備業界国内最大手「セコム」グループの損保会社

セコム損保は、警備業界国内最大手として知られる「セコム」グループに属する損保会社。本業が安全・安心を売る警備業だからこそ、いざという時の備えを本業とする損保業界とも体質がマッチ。1998年に損保業界へ参入して以来、またたく間に大手損保会社へと成長しました。

セコム損保の強み

セコム損保は、その社名からも分かるとおり、国内最大手として知られる警備会社「セコム」グループに所属している損保会社。前身は1950年に設立された老舗の損保会社「東洋火災海上保険」です。

豊富な法人向け保険商品を展開しているセコム損保ですが、他の損保会社とは異なり、一部の保険商品に対して重点的に力を入れているところがセコム損保の特徴。中でも特に、飲食業・販売業のみを対象とした「セコム安心総合賠償責任保険」は、他人の身体や財物への損害に加え、人格権への損害までも補償する充実の損害保険です。

安全・安心を見守ることが本業のセコム。他社には気づかない様々なリスクへの視点を持っているようです。

セコム損保の法人向け賠償責任保険

セコム安心総合賠償責任保険

セコム損保が用意している代表的な企業向け賠償責任保険の一つが、セコム安心総合賠償保険。飲食業と販売業を営む企業を対象とした賠償責任保険です。

セコム安心総合賠償保険には、同社が用意している他の賠償保険とは違ういくつかの特徴があります。それらのうち最大の特徴が、保険料の安さでしょう。セコム損保が展開している同種の従来商品(店舗賠償責任保険)に比べ、たとえば売上高1億円の飲食店の場合には保険料が約32%割引(てん補限度額1億円の場合)、売上高10億円の飲食店の場合には約61%割引(てん補限度額3億円)となっています。

従来商品にはなかった「人格権侵害による賠償責任」「初期対応費用」「訴訟費用」などが新たな補償として加わっている点も、セコム安心総合賠償保険の特徴でしょう。

セコム安心総合賠償責任保険の補償サービスを大きく分けると「業務の遂行に起因する損害の補償」「施設に起因する損害の補償」「生産物に起因する損害の補償」の3つ。それぞれ詳しく確認してみましょう。

1.業務の遂行に起因する損害の補償

飲食業と販売業における業務を遂行する際、何らかの事故によって第三者に与えた身体障害・財物損壊・人格権侵害について、その損害賠償金や各種費用を補償します。具体的には、次のような事故が想定できるでしょう。

補償内容
  • ウェイトレスがお客さんの服を汚した

    飲食物をお客さんに提供する際、ウェイトレスが誤ってお客さんに飲食物をこぼしてしまい衣服を汚してしまう事例。飲食店では決して珍しくない事故です。この場合、一般には店舗がお客さんの洋服のクリーニング代を支払います。

    出前の途中、自転車で通行人をはねた

    出前注文を受けた飲食物をお客さん宅へ運んでいる最中、自転車操作を誤って通行人をはねてしまう例。ケガを負わせた場合には治療費を請求されることは当然ですが、そのほかにも事故の痛みに対する慰謝料や、破損した衣服の再購入代などを請求されるかも知れません。

    店舗のシャッターを下ろす際に通行人にケガをさせた

    閉店時、シャッター周辺をよく確認しなかったために、シャッターと路面との間に第三者をはさんでしまいケガを負わせてしまったケース。手動式のシャッターの場合はケガで済むかも知れませんが、自動シャッターの場合は死亡する恐れがあります。

2.施設に起因する損害の補償

飲食業者と販売業者が所有・使用・管理する店舗や事務所等が原因となり、第三者に対して身体障害・財物損壊・人格権侵害などの損害を与えた場合、この損害賠償金と各種費用を補償します。具体的な補償事例としては、次のようなものが想定されます。

補償内容
  • 陳列棚の商品が落下してお客さんにケガを負わせた

    販売店の陳列棚に置いていた商品が、何らかの理由でバランスを崩して落下し、お客さんにケガを負わせてしまうケース。被害者の身長を超える上段から重量のある商品が落下した場合、被害者は重傷を負う恐れがあります。

    漏水事故により階下の店舗を水浸しにした

    飲食店等の厨房の水道が破裂し、階下の店舗や事務所等に何らかの被害を与えてしまう事故。階下の店舗の業態によっては(水厳禁の業務など)、損害賠償の金額が大きくなることでしょう。

    店舗の外壁が剥がれて落下し、通行人にケガを負わせた

    建物の老朽化などにより店舗の外壁の一部が剥がれて落下し、たまたま通行していた第三者にケガを負わせてしまうケース。停車中の自動車などに損害を与えた場合も補償の対象に含まれます。

3.生産物に起因する損害の補償

飲食業者と販売業者において、業務の遂行を目的に製造・販売・提供した商品等を原因に、第三者に対して身体障害・財物損壊・人格権侵害などの損害を与えた場合、この損害賠償金と各種費用を補償します。具体的には、次のよう事故が想定されます。

補償内容
  • 提供した飲食物でお客さんが食中毒を起こした

    飲食店で提供した飲食物、または販売店で販売した飲食物が原因で、お客さんが食中毒を起こしてしまうケース。夏場など細菌の繁殖しやすい時期には、飲食店・飲食物を扱う販売店は、細心の注意で商品を管理しなければなりません。

    販売店が販売した商品から出火して購入者の住宅が火災に遭った

    販売店が販売した家電製品などから出火し、購入したお客さんの住宅が火災に見舞われたケース。火災による建物焼失の損害賠償を請求されることはもちろんですが、ケガや死亡に対する損害賠償請求が行われる可能性もあります。

    提供した飲食物に虫が混入していてお客さんが気分を害した

    飲食店にて提供した飲食物の中に害虫が混入していたため、お客さんが気分を害してしまうケース。同じ飲食物の再提供、対価の免除(無料)、次回の来店時に使用できるサービス券交付等で事態が収拾する場合もありますが、場合によっては、気分を害したことによる損害賠償が請求される可能性もあります。

企業向けのそのほかの保険

  • 事業活動に関する保険

    建設工事保険、機械保険、組立保険、ガラス保険、動産総合保険、盗難保険、店舗休業保険など、事業活動に関連する保険を豊富に用意しています。詳細はセコム損保またはセコム損保代理店までお問合せください。

  • 自動車保険

    企業が所有する自動車を対象に、対人賠償責任保険、対物賠償責任保険、人身傷害保険、搭乗者傷害保険、自損事故傷害特約、無保険車事故傷害特約の6つの補償を標準でセットにした自動車保険です。

  • 火災保険

    店舗、事務所、工場そのものや、それら建物に収容される什器や商品、製品等を対象とした火災保険。火災に際する一定のセキュリティ管理を実施している場合には、保険料が最大で30%割引となります。

セコム損保の注意点

上記でご紹介した「セコム安心総合賠償責任保険」を契約したとしても、他の損保会社と同様に、一定の条件下における損害については、これを補償することができません。

たとえば、故意・重過失による法令違反に起因する賠償責任です。具体例としては、飲食店の従業員がワザとお客さんに損害を与えた場合、セコム損保はその損害を補償しません。

また、仮に補償の対象となる事故が生じたとしても、セコム損保への事故の通知が遅れたり、またはセコム損保の承認がないまま被害者に賠償したりした場合には、保険金を受け取ることができない場合があるので注意してください。

セコム損保の契約条件

「セコム安心総合賠償責任保険」は、あくまでも飲食業・販売業を営む事業者を対象とした損害保険です。よって、他の事業を営む事業者は加入できません。

なお、同保険商品のパンフレットを閲覧する限りでは、加入の際、事業所の売上高などを申告するとの旨の説明がありませんが、通常は売上高の申告が必要です。簡素なパンフレットなので、契約をする際には、担当者から詳細な条件を提示されると思われます。提示された条件をすべて満たしたうえで、契約することになります。

契約条件の詳細は、セコム損保またはセコム損保の代理店までお問合せください。

セコム損保の会社データ

社名 セコム損害保険株式会社
本社所在地 東京都千代田区平河町2-6-2
設立 1950年2月4日
公式サイトURL https://www.secom-sonpo.co.jp/